将棋の藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、王座、王将、棋聖、21)への挑戦者を決める棋王戦コナミグループ杯・挑戦者決定トーナメントの2回戦が6月28日に行われ、渡辺明九段(40)が都成竜馬七段(34)に83手で勝利した。渡辺九段はベスト16へ進出。次戦で中村太地八段(36)と対戦する。
永世棋王資格保持者の渡辺九段が、今期初戦を好発進した。都成七段との挑戦者決定トーナメント2回戦は、角交換型振り飛車の出だしに。じりじりとした駒組みが続いた中で、後手の都成七段が角を打ち込み局面を打開した。対する渡辺九段は急所を目掛けて桂馬を跳ねペースを掌握。流れを引き寄せてからは手堅くまとめきり、快勝を飾った。
この結果、渡辺九段の16強入りが決定。次戦では中村八段とベスト8入りをかけて対戦する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)