【MLB】ジャイアンツ-ドジャース(6月29日・日本時間30日/サンフランシスコ)
敵地のスタジアムでも、ドジャーブルーに身を包んだファンの熱はすさまじい。ドジャースの大谷翔平が「1番・DH」で先発出場したこの試合。大谷が26号ソロを放った際、ドジャースファンだけが総立ち状態、大きな歓声でこのホームランを喜んだ。
1-1の同点で迎えた3回表。1死走者無しで大谷の第2打席。1-2と追い込まれた後の甘いスライダーを捉え、打球は35度で高く舞い上がり、412フィート(約125.5メートル)の飛距離で着弾した。
この瞬間、ドジャースのファンだけ総立ち状態。誰もが腕を上げ、大谷へ拍手喝采だ。またその中にはWBC日本代表のユニフォームに身を包み、誇らしげに「JAPAN」の文字を掲げるファンの姿も。一方、ホームのジャイアンツファンは沈黙。その後に大谷が打席に立つと、彼らからは特大のブーイングが起こった。
ドジャースの本拠地ロサンゼルスから、この試合が行われたサンフランシスコ・オラクルパークまでは500キロ以上離れており、日本でいえば東京・大阪間。長距離をいとわず多数のドジャースファンが押しかけ、敵地を青く染めていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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