【写真・画像】「完全にキレてる」「ぶつかりすぎw」世界最速ラリーで“狂気の”フラットアウト! 当たっても関係ねえ…驚速タイムにファン呆然 1枚目
【映像】悪路で“爆走”200km/h到達の瞬間

WRC】第7戦 ラリー・ポーランド(6月29日/デイ3)

 2024年の世界ラリー選手権(WRC)は全13戦で競われ、「ラリー・ポーランド」が折り返し。第6戦「ラリー・イタリア サルディニア」終了時点でヒョンデに負けていたトヨタだが、ポイントを巻き返すべく、エルフィン・エバンスが職人のような巧みなテクニックを見せつけた。

【映像】悪路で“爆走”200km/h到達の瞬間

 29日、競技3日目デイ3のSS(スペシャル・ステージ)11「チャルネ」は、青々とした平原のなか、農道を駆け抜けるコースで、コース幅は狭いもののストレートが多く、スピード領域が高くなっている。この日も多くのドライバーが高い速度域の中でも決死のドライビングテクニックを見せてタイムを縮めていた。

 そして、いよいよトヨタのエバンスが登場。チームメイトながら急遽代打でポーランドに臨んだカッレ・ロバンペラがSS9、SS10でベストタイムを出し、このSS11でも走行終了時点で首位に立つ。すると、そのロバンペラに触発されたのか、エバンスも無駄のない走りでタイムを削っていく。

 このステージで最も長いストレートでは、「いや200km/hだこれ!」と思わず解説のピエール北川が叫ぶほどの超速で駆け抜けた。さらにピエールは「今日イチ出てますよ! 今日イチ!」と興奮を隠せない様子だ。視聴者からも「エヴァ速い」、「こわw」、「エバンスやばい」、「エバすげえ」など、エバンスに対する驚嘆と絶賛の声が集まっていた。

 結果、ロバンペラのタイムを1.3秒縮めて、走行終了時点で首位に立ったエバンス。途中、どこかでぶつけたのか、マシンをよく見ると、左リアのボディパーツが欠けている。最終的にアンドレアス・ミケルセン(ヒョンデ)に抜かれ、SS11は2位タイムとなったが、いかにロバンペラがギリギリまで攻めていたのがわかる。

 午後は残念ながらマシントラブルを抱えてしまい、タイムを伸ばせなかったエバンスだったが、デイ3終了時点で総合3位、最終日を終え総合2位につけ、優勝したロバンペラとともに、大量ポイントを獲得した。

ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2024』/(C)WRC)

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