【MLB】ドジャース 5-3 ブリュワーズ(7月6日・日本時間7日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でブリュワーズ戦に先発出場。8回の第5打席に30歳初となるソロ本塁打を放つなど、2打数2安打、1本塁打、1打点、2四死球の活躍でチームの勝利に貢献した。この本塁打でMLB通算200号に王手となり、日米通算500得点としている。
前日5日(日本時間6日)は大谷の30歳の誕生日。ブリュワーズ戦に「1番・DH」で出場するも5打数無安打3三振に倒れ、4日(日本時間5日)の試合から6打席連続三振は自己ワーストで、12打席連続ノーヒットも今季ワーストとなった。
今季はここまで86試合に出場し、340打数、106安打、64打点、27本塁打、17盗塁、打率.312の成績を残す。試合前の時点で打率.312はナ・リーグ3位で首位打者のパドレス・プロファーに4厘差。27本塁打はナ・リーグトップで、2位のブレーブス・オズナに5本差をつけてトップ独走状態に。64打点はナ・リーグ3位で、同率トップのオズナとフィリーズのボームに6点差で引き続き三冠王を狙える位置につけている。
注目の第1打席は、フルカウントから7球目のアウトローに投じられたストレートを見送り、四球で出塁となった。すると直後にスミスの2試合連発となるホームランで生還し、日米通算499得点をたっせいした。
2回に2死ランナーなしで迎えた第2打席は、カウント1-2から4球目の緩いスライダーが大谷の左足に直撃し死球で出塁。悶絶の表情を見せていたが、直後には今季18個目、30歳初となる盗塁を成功させて二塁上で笑顔を見せる一幕があった。
第3打席は、4回1死一、二塁と得点圏にランナーを置いて回ってきた。うまくボール球を見極めてフルカウントに持ち込むと、7球目のストレートがアウトコースへと外れたのを見極めて、この日3度目の出塁となった。
迎えた6回の第4打席、2死ランナーなしで打席に立った大谷は、カウント1-2からの6球目のカットボールをハードヒット。打球速度100.6マイル(約161.9キロ)のスピードで右中間フェンスに直撃するスリーベースとなった。これが大谷にとっては30歳初ヒット、さらに16打席ぶりの快音となった。
1死ランナーなしで迎えた8回の第5打席は、1ストライクからの2球目、カットボールをうまく捉えると打球はあっという間に右中間スタンドへ。時速109.9マイル(約176.9キロ)、430フィート(約131メートル)の1発で30歳初アーチをかけた。
なおドジャースは、1回裏にスミス捕手の逆転2ランホームランなどで3点を奪う。スミスは前日の試合でも3打数3本塁打2四球と大活躍。その勢いのまま2試合連続アーチでチームを逆転に導いた。同点に追いつかれて迎えた8回には、代打で登場したバルガス外野手が2試合連続アーチを放つ。これが決勝弾となりナ・リーグ中地区首位を走るブリュワーズ相手に2連勝を飾った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』
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