WBAスーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が7月7日、東京・ 両国国技館でIBF同級王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)との2団体統一戦に挑み、12ラウンドのフルラウンドの末に3―0の判定で敗れた。井上尚弥と並ぶ日本人世界タイトルマッチ勝利数を22勝から伸ばすことはできず、将来的な3団体統一戦への夢も、七夕の夜に暗礁に乗り上げた。試合後、井岡は人目をはばからず涙を流した。