6月28日にきらやかスタジアム(山形市総合スポーツセンター野球場)で行われた東北楽天ゴールデンイーグルス対埼玉西武ライオンズの一戦で、読売ジャイアンツからの移籍後初となるヒットをマークした西武・松原聖弥が、野球ファンの間で注目を集めている。
3-0、西武が3点リードで迎えたこの試合の7回表・西武の攻撃、2死走者なしの場面で打席に立った1番・松原は、楽天の2番手・津留﨑大成がカウント2-1から投じた4球目、ほぼ真ん中に甘く入ったカットボールをセンターへと弾き返し、出塁。これで巨人からの移籍後、10打席目にして、嬉しい初ヒットをマークすることとなった。
松原といえば、移籍早々に迎えた6月26日の北海道日本ハムファイターズ戦(埼玉県営大宮公園野球場)でも、延長12回裏のサヨナラの好機でレフトへの長打性の打球を放ったものの、日本ハムのレフトを守る五十幡亮汰のスーパーキャッチで阻まれるなど、アンラッキーな打席が続いていた。
移籍後初のヒットを放った松原について野球解説者の里崎智也氏は、7月5日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)で「サヨナラになるかと思われたレフトオーバーをファインプレーされたり、ライナー止められたり、いいバッティングしていましたけど、やっと結果も出て。1番に入って打席数も多いので、打率自体は低いので、もうちょっと打率を上げていきたいところではありますけれども、ここから夏場に向けて成績を上げていけるか。本人にとっても勝負ですね。人生がかかるくらいの正念場、ここで掴めなければ野球人生が終わるかもしれないという危機感をのなかで頑張ってもらいたい」とエールを送る形でコメント。
また、ネット上の野球ファンからは「実質4本目!」「結構打率上がっていきそう がんばれえええい」「ここ2試合好守にタイムリー取られてるけどアプローチ見てると全然期待できる」「本当に一本出て何より 絶対天才だから西武で輝いてくれ」「巨人ファンだけど西武で2021年の輝きをもう一度見せてくれ!」「ファインプレーに阻まれてるけど良いバッティングしてる!期待しかない!」「ホント、巨人さんにはありがとうしかないわ」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)