【MLB】カブス 2-9 エンゼルス(7月6日・日本時間7日/シカゴ)
日本のファンにはお馴染みのエンゼルス相手に、カブスの鈴木誠也外野手がレーザービームを発動。タッチアップした三塁ランナーを好返球で見事に刺したシーンが反響を呼んだ。
見せ場は1回表に早くもやってきた。カブス先発のヘンドリクスは初回からピンチを招き、エンゼルスのオホッピーに押し出し四球で先制点を献上。なおも1死満塁の場面で打席にモニアックを迎えた。
2球目、モニアックがアウトコース低めのチェンジアップをすくい上げた打球はライトへ。これを鈴木誠が落下点に走り込み捕球すると、そのまま勢いよくバックホーム。矢のような送球をベースの前に出て受けたキャッチャーが三塁走者のヒウラにタッチすると、審判はアウトをコール。同時に、本拠リグレー・フィールドの観客から大歓声があがった。
間一髪のタイミングで、エンゼルスはチャレンジするか否かを一旦ベンチ内で確認したものの、結果チャレンジはせず、ダブルプレーで3アウトチェンジ。刺された走者のヒウラも呆然とした表情を見せるスーパープレーだった。
このプレーに視聴者からも「イチロー憑依」「さすが誠也」「返球よすぎぃ!」「誠也ビーム」など多数の反響が寄せられた。
日本では通算5度ゴールデングラブ賞を獲得し、2021年の13補殺を筆頭に、通算3度最多補殺も記録している鈴木誠。カープ時代から本塁はもちろん、三塁へのレーザービームで度々ランナーを刺してきたが、色は違えど、アルファベットの「C」が刻まれたキャップを被り、強肩健在を示したシーンだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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