【MLB】フィリーズ4-3ドジャース(7月10日・日本時間11日/フィラデルフィア)
かつてエンゼルスで大谷翔平投手とともに戦ったフィリーズのマーシュ外野手が、際どい判定に苛立ちを見せた。ボールと思って見送ったが、球審はストライクと判定すると、首を振って不満を示しながらバッターボックスを離れた。これにはファンたちも「怒りマーシュ!」「見送りマーシュ!」と反応している。
ナ・リーグ西地区で首位を走るドジャースが、同じくナ・リーグの東地区で首位に立つフィリーズと敵地で対戦。プレーオフの前哨戦ともいえる試合で、大谷がエンゼルス時代のチームメートと再会した。
9日(日本時間10日)の試合前、大谷はマーシュと再開すると、お互いに笑顔でハグをするなど仲の良さを見せていた。その試合ではマーシュがソロホームランを放つなど、大谷の目の前で活躍。一方の大谷は2打数1安打に終わった。
迎えた第2戦。この日は大谷が4打数、2安打、1打点、1三振、1盗塁。マーシュも第1打席で二塁打を放つなど、かつての盟友が活躍する展開となった。
迎えた6回の第3打席に問題のシーンを迎える。フルカウントから外角低めへ落ちるボールを見送ったマーシュだったが、主審はストライクを宣告。マーシュは一瞬だけ主審に視線をやるも、すぐに打席を離れる。しかし判定に不服だったようで、怒りを押し殺しながら、首を横に振ってダグアウトへと戻っていった。
なお、リプレイ映像を確認すると、着地地点はしっかりとゾーン内に収まっている。マーシュにとっては、バーンズ捕手のフレーミングが大げさだったこともあって、不満だったかもしれないが、実際は主審の判定が正しいシーンだった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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