【MLB】タイガース - ドジャース(7月12日・日本時間13日/デトロイト)
微妙な判定にまたも悩まされることになった。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、アメリカン・リーグ中地区4位のタイガースと対戦。初回に凡退し、迎えた第2打席でも敵地の洗礼を受けてしまった。
象徴的だったのは3回表のドジャースの攻撃。2死一塁で大谷が第2打席に入った場面だ。タイガースの先発は今季、サイヤング賞の有力候補とされる左腕スカバル投手で、第1打席はサードゴロに打ち取られていたため、チーム初ヒットを目指して打席に立った。
スクーバルが初球に投じたのは、95.8マイル(154.1キロ)のシンカー。外角やや高めのコースに来た球でストライクゾーンから外れているかのように見え、大谷も悠然と見逃したが、判定はストライク。これには大谷も首を傾げたが、気を取り直して打席に入っていった。
そして2球目。スクーバルは96.9マイル(155.9キロ)のシンカーを再び外角高めへ。コースとしては初球とほぼ同じ。ボールを受けるキャンハ捕手もフレーミングを見せたが、さすがにこれはボールだろうと大谷も視聴者も思っていたが……またも判定はストライク。大谷としては納得がいかないはずで表情を曇らせたが、抗議することなく打席に戻っていった。
この後、大谷はスカバルが投じた外角低めの変化球を2球見極めてボールとして、カウント2-2から内角高めに来たスライダーを捉えると、打球は上がったものの伸びが足りず、センターフライに終わった。
打率3割をキープしている大谷だが、このところは審判の微妙な判定に泣かされるケースが増加。それでも調子を下げずにいるのはさすがと言えるが……視聴者は少々モヤモヤしたようで「入ってる?」「際どいけどこれは入ってるか?」「最近の件もあるからなー」というコメントが飛び交った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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