【MLB】タイガース 4-3 ドジャース(7月14日・日本時間15日/デトロイト)
タイガースの前田健太投手が大谷翔平投手を擁するドジャース戦に中継ぎで登板。4回から3回2/3を投げて被安打1、5奪三振、無失点と完璧な投球を見せ、「先発復帰」へアピールしてみせた。
9日(日本時間10日)のガーディアンズ戦に先発出場した前田は、2回に野茂英雄、ダルビッシュ有に続く史上3人目となるMLB通算1000奪三振をマーク。しかし3回につかまり、2回2/3を投げて7安打6失点でマウンドを降りた。その後味方打線が追いついて勝ち負けつかずとなったが、直近の6試合で25失点を喫して防御率8.88と苦しんでいた。
この結果を受け、本来であれば14日のドジャース戦で先発登板予定だったが救援へ配置転換。この日はタイガースが「ブルペンデー」となったため、前田にも登板機会が訪れた。
1‐3と2点ビハインドの4回表からマウンドに上がった前田は、パヘスから始まるドジャース打線を三者凡退。続く5回表も8番テーラー、9番アウトマンを連続三振に斬って取ると、2死から大谷との対決。カウント2‐1からの4球目、真ん中に入ったスプリットを捉えられ、ショートへ痛烈な内野安打を浴びる。
しかし、前田の真骨頂はここから。次打者スミスの2球目に一塁走者の大谷がスタートを切るも、高速クイックで捕手の送球をアシスト。大谷を見事に盗塁死に仕留め、ガッツポーズを見せた。
6回表はスミス、フリーマン、テオスカー・ヘルナンデスを三者凡退。ヘルナンデスから三振を奪ったシーンでは再びガッツポーズを披露した。7回表はパヘスをセカンドフライ、ロハスをショートゴロに仕留めたところでマウンド降りたが、打たれたヒットは大谷に浴びた内野安打1本のみ。
見事な無失点投球でチームのサヨナラ勝ちにも貢献。前半戦ラストゲームで首脳陣にも大きくアピールし、後半戦の「先発復帰」へ弾みをつける内容となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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