開始時点ではチップリーダー、それがまさかの結末に。女性8人が「ポーカークイーン」の座を競い合うABEMAオリジナルのトーナメント「ABEMA Queen Of Poker」(AQOP)の決勝戦が7月14日に放送された。優勝の大本命とされてきたちょめが、番組終盤にオールインの決戦に敗れまさかの脱落。予選では巧みな戦い振りでファンを唸らせてきた選手の敗退劇に、視聴者も騒然となった。
BLINDS 3K/6K-6K、UGの羽田千夏がハートとダイヤの「K8」でコール。ダイヤとスペードの「AJ」でコールしたCO山瀬を見て羽田は即退散。次に浦西ひかるがダイヤとクラブの「77」でコール。山瀬は12Kのレイズ。さらにちょめは9Kのコール、ハンドはハートとダイヤの「A10」だ。浦西が12Kのレイズを入れると、解説のみさわ氏は「ちょめさんオールインするんじゃないかな?」と予想。その言葉とほぼ同時にちょめは「オールイン!」と宣言した。
実況のテツヤ氏は「オールインが入った!」。みさわ氏は「来た!やっぱり!これ、まゆさんどうする?」と山瀬の選択を待つ。ここで勝てば優勝は大きく近づく。苦い顔をしながら山瀬は133Kのコール、もうやるべきことはやったといわんばかりに顔を伏せてしまった。一方のちょめは穏やかな表情でフロップを待つ。
フロップはクラブの「A」とハートの「Q」、そしてクラブの「K」だ。テツヤ氏は「AQKで両者トップヒットガット!」と戦況を伝え、解説のみさわ氏は「当たったら負けだ!」とターンを待つ。ターンはクラブの「6」。こちらは両者に無関係。そして雌雄を決するリバーカードがひらりと開かれ、現れたのはスペードの「6」。これでちょめはシートオープン、視聴者は「まさかの!」「ちょめどうした」「なんでちょめさん…」「大逆転だ」と次々に驚きのコメントを寄せた。スタック1位でスタートした大本命が、放送最終回を待たずに脱落という、誰も予想していない結末だった。
ちょめは試合後「ちょっと早かったですね。カットオフ(CO)のまゆさんにはカバーされていると思っていて、ある程度積極的に動かなきゃいけないなと。カットオフオープンにボタンコールが入ったらプッシュしても良いんじゃないかなと思っていたのですが、ちょっと広かったかなとは思っています」と当時の思考を振り返っていた。
◆ABEMA Queen Of Poker(AQOP) 女性8人が「ポーカークイーン」の座を競い合うABEMAオリジナルのトーナメント。予選ステージを3試合で競い、ポイント上位6人がFINALステージへ進出する。
(ABEMA/「ABEMA Queen Of Poker」より)