最近、人気が急上昇しているトランプゲームのポーカー(テキサスホールデム)。ポーカーには「役」と呼ばれるカードの組み合わせがありますが、本記事ではその中でも「スリーカード」について解説していきます。
スリーカードとは?
「スリーカード」は、同じ数字(ランク)のカードを3枚集めた役です。
(例)
- プレイヤーの手札: ♥7、♠7
- ボード: ♦7、♥K、♠4
この場合、7が3枚(♥7、♠7、♦7)揃ったため、スリーカードが成立します。
スリーカードの強さ
スリーカードの強さは、揃っている3枚の「数字」で決まります。以下に例をあげます。
♥7、♠7、♦7、♣K、♠4 →「7」のスリーカード
♥A、♠A、♦A、♣9、♠8 → エース(A)のスリーカード
上記の場合は、エースのスリーカードが勝ちます。
また、同じ数字のスリーカード同士で勝負になった場合は、「残りの2枚(キッカー)」の数字で決まります。
♥7、♠7、♦7、♣K、♠4
♥7、♠7、♦7、♣9、♠8
上記の場合、♣Kを持つハンドが勝利となります。
スリーカードが勝てる役
スリーカードは、ポーカーのテキサスホールデムにおいてそこそこ強い役とされ、以下の役に勝つことができます。
ハイカード:役が何もない場合
ワンペア:同じ数字が2枚ある役
ツーペア:別々のペアが2つある役
スリーカードより強い役
一方で、スリーカードは以下の役には負けてしまいます。
ストレート:連続する数字のカードが5枚ある役
フラッシュ:同じスートのカードが5枚ある役
フルハウス:スリーカード+ワンペアの役
フォーカード:同じ数字が4枚ある役
ストレートフラッシュ:全て同じスートで構成されたストレート
ロイヤルフラッシュ:10-J-Q-K-Aの並びで、全て同じスートで構成された役
【参考】ロイヤルフラッシュ(ロイヤルストレートフラッシュ)とは? 強さや組み合わせ、揃う確率について解説
スリーカードが出る確率は?
テキサスホールデムにおいて、スリーカードが揃う確率は比較的低めです。
【フロップ(最初の3枚が配られた時点)でスリーカードが完成する確率】
約2.1128% (約47.82回に1回)
【最終的にスリーカードが完成する確率(すべてのカードが開かれた後)】
約4.829% (約20.7回に1回)
なお、スリーカード以外のポーカーの役の強さの解説はこちらの記事を参照してください。