イクメン雀士・杉浦勘介が首位でベスト8へ一番乗り「皆さんの力あってこそ」2位通過は佐々木寿人/麻雀・Mトーナメント
【映像】相手の役満を阻止!杉浦勘介、渾身のアガリ

 快勝を収め、脳裏に浮かぶは我が子の顔。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2024」ファイナルステージ A卓が7月15日に開催され、杉浦勘介(連盟)が首位通過。超混戦のオーラスを自らアガり切り、ベスト8(セミファイナルシリーズ)への一番乗りを決めた。2位には佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部・連盟)が入った。

【映像】相手の役満を阻止!杉浦勘介、渾身のアガリ

 第1試合は東家から西川淳(連盟)、杉浦、佐々木、勝又健志(EX風林火山・連盟)の並びで開始。東2局2本場、杉浦は親満貫をツモり好スタート。しかし南1局に西川の親跳満ツモを許し、さらには佐々木にもかわされ3着。

 第2試合は東家から勝又、杉浦、西川、佐々木の並びで開始。東2局1本場、親の杉浦は發・混一色・赤の1万2000点(+300点)を勝又からロン。勝又は国士無双をテンパイしており、このアガリはピンチを脱し大きな加点となった。南2局ではトップを競る佐々木とリーチのめくり合いの末、親満貫をロン。ダントツ状態となった。これで通過は固いかと思われた次局、その佐々木の跳満ツモを親被り。混戦でオーラスを迎えた。

 南4局を迎え、杉浦、西川、佐々木が通過を競う状況。まず佐々木が1500点で連荘。同1本場、西川が仕掛けてカン4索のテンパイ。これに杉浦は平和の3・6索テンパイだ。どちらが勝つか、視聴者も最高の盛り上がりを見せる中で、ツモアガリを決めたのは杉浦。6索を柔らかい手つきで置き、平和・ツモの1500点(+300点)。セミファイナルへ一番乗りを決めた。

 同じ団体の最上位リーグを戦う選手が集まったこのA卓、杉浦は「常に戦っているので、相手の強さはよく知っている」とした上で「Mリーグも視聴しているので、勝又さんと寿人さんの赤アリ麻雀の強さは、西川さんと僕には研究する余地があった。そういう意味でも胸を借りるつもりでぶつかった」と振り返った。

 愛知県から遠征でMリーグスタジオに来る杉浦は、昨夏に結婚し一子を育てるイクメン雀士だ。「まだ時間的に新幹線で帰れるので、帰って子供の寝顔を見ながら癒されたいと思います」と自宅で待つ家族に思いを馳せ、視聴者からは「勘介がんばれー」「いいパパやな」「パパ、ありがとう」「新幹線間に合って良かった!」とコメントが多数寄せられていた。

【第1試合結果】

1着 西川淳(連盟)4万7800点/+67.8
2着 佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部・連盟)3万7100点/+17.1
3着 杉浦勘介(連盟)1万4500点/▲25.5
4着 勝又健志(EX風林火山・連盟)600点/▲59.4

【第2試合結果】

1着 杉浦勘介(連盟)4万7300点/+67.3
2着 佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部・連盟)4万1200点/+21.2
3着 西川淳(連盟)7500点/▲32.5
4着 勝又健志(EX風林火山・連盟)4000点/▲56.0

【最終結果】

1位 杉浦勘介(連盟)/+41.8
2位 佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部・連盟)/+38.3
3位 西川淳(連盟)/+35.3
4位 勝又健志(EX風林火山・連盟)/▲115.4

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mトーナメント プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー36人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者24人、計60人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、予選2ndステージからシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル(ベスト8)、ファイナルを経て優勝者を決める。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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