「エアコンのリモコンは全く触らない。5~6月あたりからずっとつけっぱなし」(男性)
連日、厳しい暑さが続く日本。こうした中、欠かせないのが冷房だ。街の人はどのように使っているのだろうか?
「(子どもが)寝ている時すごい寝汗をかくので22~23℃まで下げている。サーキュレーターとかを使って、家の冷気が循環するように」(女性)
「27℃で冷房・自動・スイングで」(男性)
使い方は人それぞれだが、専門家は冷房の使い方によって起きる体調不良にも注意が必要だと訴える。
「(今年は)梅雨期間が短く、その間で高温になっている。暑さに慣れない状態でそのまま夏本番のようになっているので、温度・湿度への対応ができなくて不調が出やすい。“冷房病”に該当して夏場悩んで来られる方も少なくない」
こう話すのは、都内で「寒暖差疲労外来」を設置しているせたがや内科・神経内科クリニックの久手堅司院長。
いわゆる「冷房病」とは、冷房の効きすぎた部屋に長時間いたり、寒い場所と暑い場所との出入りを繰り返したりすることで、自律神経が乱れ、体に様々な不調が現れること。取材時にも…。
「気温が34度ほどある日に外で営業した際、休憩でコンビニに入った時に寒く感じて、外に出た際にクラッとして膝に手をついた」(男性)
夏本番を迎える前から、気温が急激に上昇した今年。久手堅院長は特に注意が必要だと呼びかける。
「この暑さだと日中も夜間もエアコンをつけないと熱中症になる可能性がある。だが、そうすると一日中体が冷えた状態となり、頭痛や首・肩こり、全身の冷え、さらにはメンタルにも悪影響が生じ得る」
こうした上で、冷房病の対策として、冷房の温度を下げ過ぎないことや、風を直接体に当てないこと。そして時には上着を羽織るなど、体を冷やしすぎないことが重要であり、自分に合った方法を試すことが大事だという。
また、不調を感じた時には、冷たい物を飲まないことや1時間に1度は冷房が効いていない場所に移動することが勧められるという。さらに、胃腸の状態も自律神経に影響するため、食物繊維を多く含む食品や乳製品などをこまめに摂ること、そして入浴で首までしっかり浸かること、睡眠に気を遣うことが重要だという。
(『ABEMAヒルズ』より)
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