【MLB】ドジャース 4-1 レッドソックス(7月19日・日本時間20日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が後半戦最初のレッドソックス戦に「1番・DH」で出場。これまで好相性だった、ピベッタ投手の前に3打席連続三振を喫している。解説を務めた藤川球児氏は、翻弄される大谷の様子を見て「データで出ているのかも」とバッテリーの攻め方を分析した。
試合前の時点でピベッタに対しては打率.444(9打数4安打)、2本塁打と好相性だったこともあり快音が期待された。しかし「1番・DH」で出場した大谷は、初回の第1打席はストレートを中心に投球を組み立てるピベッタに翻弄される。するとカウント2-2から高めに投じられた94.6マイル(約152キロ)のストレートで大谷のバットは空を切った。
迎えた3回の第2打席も3球続けてストレートを投じる。1球ボールを挟んで、カウント1-2から4球目。再び高めに95.1マイル(約153キロ)のストレートを投じると、同じような形で大谷は空振り三振に打ち取られた。
この試合の解説を務めた藤川球児氏は「(レッドソックスには)データがあると思う」とコメント。大谷自身も「真っ直ぐに合っていない」と指摘する一方で「スライダー系はめちゃくちゃ危険なボールになります」と分析した。
そして迎えた第3打席。大谷は初球のカットボールを積極的にスイングするも空振り。2球目のカットボールをファール。ここで藤川氏は「ぼくなら高めのまっすぐ投げます」と解説する。
その3球目に藤川氏の言った通りストレートが高めに投じられるも捉えられずファール。4球目は変化球が抜けてカウントは1ボール2ストライクに。レッドソックスバッテリーは勝負球にカットボールを選択。ここでも大谷のバットは空を切り、3打席連続空振り三振に仕留められた。ストレート中心だった第2打席と打って変わって変化球が多くなったことからも、レッドソックスベンチの対策が窺える。
ピッチャーが代わった8回の第4打席ではエンタイトルツーベースを放ち、フリーマンのホームランで生還。しっかりと勝利に貢献した大谷だったが、ここまで好相性だったピベッタとレッドソックスベンチの配球に翻弄された。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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