何万回と勝負を見続けてきた、ディーラーだからこそ成せる技か。女性8人が「ポーカークイーン」の座を競い合うABEMAオリジナルのトーナメント「ABEMA Queen Of Poker」(AQOP)の決勝戦が7月21日に放送され、山瀬まゆがエグい読みを披露し、周囲を驚かせた。
【映像】まるで予知?山瀬のエグい読みが的中した瞬間(22分36秒ごろ~)
BLINDS 5K/10K-10K(BB)、優勝まで残るは浦西ひかる、山瀬、そしてチップリーダーの森本優香という状況。クラブの「AJ」というチャンス手でSBの森本が20Kのレイズ。これにBBのダイヤとスペードの「76」で山瀬がコールした。フロップではダイヤのエースがめくられ、これは森本にトップヒット。勝率は94%だ。劣勢の山瀬、ここでじっくり考え込む。解説のみさわ氏は「もし動いたら3発確定」と山瀬の行動を予測した。
ここでは山瀬はコール。ターンは「4」で、山瀬はストレートのいわゆるオープンエンドストレートドロー。勝率は6%から19%へ3倍増。それでもまだ山瀬の劣勢は変わらず、対して森本が25Kのベットを打って来た。売られたケンカは買うとばかりに山瀬はレイズ。森本は小考の末、オールインを宣言した。すると迷わず山瀬もコール、背水の陣を敷いた。
実況のテツヤ氏は「オープンエンドに懸けた!リバー、1枚しか出ないのに懸けた!」と絶叫。森本は思わず苦笑いで場札を見つめ、その後はお祈りポーズで硬直してしまった。
雌雄を決するリバー。ディーラーが鋭くカードをめくると、現れたのはなんとストレート完成の「8」だ。森本は悲鳴を上げてがっくり。浦西は「すごーい!」と驚き、テツヤ氏も「これはすごい!」と大絶賛。視聴者も「落ちるんかw」「リバーが見えてたのかよ」「まじで!」「勝負師まゆ!」「えええええ…」と騒然となった。
死線を乗り越えて、山瀬は+299Kの特大チップをゲット。解説のみさわ氏は「『8』が出ることを知っていたとしか思えない」と驚くばかりだった。
◆ABEMA Queen Of Poker(AQOP) 女性8人が「ポーカークイーン」の座を競い合うABEMAオリジナルのトーナメント。予選ステージを3試合で競い、ポイント上位6人がFINALステージへ進出する。
(ABEMA/「ABEMA Queen Of Poker」より)