【スーパーフォーミュラ】第4戦(決勝・7月21日/富士スピードウェイ)
日本最速を競うスーパーフォーミュラ第4戦は、予選で福住仁嶺(Kids com Team KCMG)がチーム初のポールポジションを獲得。決勝も順調にトップを走っていたものの、タイヤ交換でミスがあり優勝を逃す苦いレースとなった。
福住は、レース開始後から危なげなくスタートを決め、そのままレースをリードし続けた。2番手の大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)を3秒近く離す良いレースペースで走行を続け、15周目にピットイン。
しかし、タイヤ交換時に左フロントのタイヤがなかなか抜けず、ようやく抜けたと思ったら、左フロントを担当していたメカニックが別のメカニックを呼び、新しいタイヤのナットを締めさせる事態となった。公式のピット作業タイムは出なかったものの、目視で確認した限りでは15秒以上かかっており、通常のピット作業よりも10秒以上タイムロスした計算になる。
福住は13番手で復帰し、タイヤ交換を済ませたドライバーの中でも6番手となってしまい、その後追い上げは見せたものの、4位でレースを終えた。
ピット作業で順位を落とした福住を見て、視聴者からは「何をやってんだよ!!」「前のタイヤ左側…」「可夢偉もこれで何度優勝を逃したか」と、福住に同情するコメントで溢れ返った。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2024』/(C)JRP)