【写真・画像】世界最速ラリーで超新星ドライバーが“超豪快ドリフト” 「24歳かよ」「トヨタ乗ったら間違いなくトップ」驚異の走りにファン驚愕 1枚目
【映像】「40」の看板前で豪快ドリフトの瞬間

WRC】第8戦 ラリー・ラトビア(7月18日〜21日)

 WRC(世界ラリー選手権)初開催となる「ラリー・ラトビア」。走り慣れているドライバーが少ないこのコースで、トップクラス2戦目の大物ルーキードライバーが驚異の走りを披露した。

【映像】王者を凌駕!超豪快ドリフトの瞬間

 ラリーの舞台は、バルト海に面した港湾都市リエパーヤ周辺エリア。コースはグラベル(舗装路)で、走行順が早いほど滑りやすい路面を走ることになって不利になりがちだ。

 日本時間19日に行われた競技2日目は、ミッドデイサービスの設定なしで合計7本のステージを走行する、4日間で最も総走行距離が多い1日。そして、この日のSS(スペシャル・ステージ)3で、世界中のラリーファンや関係者を驚かせたのが、初日デイ1で4位と好位置につけた新人ドライバーのマールティンシェ・セスクスだ。

 24歳のセスクスは、開催地ラトビアの出身で、ベースとなるラリー・リエパーヤで勝利を納めたこともある若武者。アドリアン・フルモー、グレゴワール・ミュンスターに続く第3のドライバーとして、フォードチーム(Mスポーツ・フォード)から出走した。

 前戦(ポーランド・ラリー)でセカンドベストタイムを獲得し、総合5位となったセスクスの走りに注目が集まるなか、このSS3では2022年、2023年連続王者のカッレ・ロバンペラ(トヨタ)に1.6秒も差をつけてステージ初優勝を果たした。

 激しい加速でチャレンジャーらしく大胆に攻めたかと思えば、比較的大人しめのドリフトシーンからは繊細さも感じられる。SS3ではすべてがうまくいって優勝の座を射止めたのかと思いきや、このスーパールーキーはその後も好パフォーマンスを続け、 デイ2終了時点でなんと総合2位につける大健闘を見せた。デイ3終了時点でも3位につけ、最終日にマシントラブルで惜しくも総合7位と後退したものの、地元開催のラリー・ラトビアで印象的な走りを見せつけた。

ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2024』/(C)WRC)

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