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【映像】運命の分かれ道?佐々木八段、大橋七段それぞれの選択

 将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」予選Dリーグ第3試合、チーム佐々木 対 エントリーチームの模様が7月27日に放送され、エントリーチームが本戦行き最後の切符を掴んだ。この試合で、4ブロックに分かれた予選の全12試合が終了。各区リーグから上位2チーム、計8チームの本戦進出が決まった。

【映像】運命の分かれ道?佐々木八段、大橋七段それぞれの選択

 注目の藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)率いるチーム藤井は、Cリーグ1位で本戦入りが決定。個人戦を含め3期ぶり5度目の優勝を目指す絶対王者は、“レジェンド”羽生善治九段(53)、青嶋未来六段(29)との団結力を武器に頂点を狙う。本戦1回戦では、現在開催中の王位戦七番勝負でも激突している渡辺明九段(40)のチーム渡辺と対戦。団体戦ではどのような戦いぶりを見せるのか、大注目だ。

 前回覇者で永瀬拓矢九段(31)率いるチーム永瀬は、Bリーグ首位で本戦入り。予選でも堂々たる戦いで盤石ぶりを見せつけていた。本戦1回戦では、過酷なエントリートーナメントを勝ち抜け結成し、予選でも勢いそのままにその強さを発揮したエントリーチームと対戦。豊富な経験を武器とするチーム永瀬か、“下剋上”狙うエントリーチームか、見逃せない戦いとなりそうだ。

 さらに同世代で結成されたチーム豊島は、同学年トリオのチーム斎藤と激突。似たチームコンセプトを持つ両者による争いを制するのは、豊島将之リーダー(34)か、斎藤慎太郎リーダー(31)か。そして、第5回覇者で稲葉陽八段(35)率いるチーム稲葉は、新進気鋭の弟弟子2名とタッグを組み王座奪還に向けて本戦へ乗り込む。1回戦では、新たにリーダーとして参戦している中村太地八段(36)のチーム中村とのマッチアップに。負けたら終わり、手に汗握る超早指し戦の激闘を制し頂点に立つのはどのチームか。注目の本戦は8月3日、チーム藤井VSチーム渡辺の豪華カードによる対戦で幕を開ける。

◆予選通過チーム

Aリーグ 1位・チーム渡辺 2位・チーム中村
Bリーグ 1位・チーム永瀬 2位・チーム斎藤
Cリーグ 1位・チーム藤井 2位・チーム豊島
Dリーグ 1位・チーム稲葉 2位・チームエントリー

◆ABEMAトーナメント2024 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が7回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士11人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全12チームで行われる。予選リーグは3チームずつ4リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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