【MLB】パドレス 6－5 ドジャース（7月30日・日本時間31日／サンディエゴ）
思わず「ノー！」と連呼した瞬間だ。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でパドレス戦に先発出場。9回の第5打席は、フルカウントから見逃した際どいコースの判定がストライクとなり、映像でもわかるほど「ノーノーノー」と審判に抗議した。
ドジャースが5－3と2点リードで迎えた9回表、1死走者なしの場面で大谷の第5打席が回ってきた。大谷は一度もバットを振ることなく、3－1と打者有利のカウントにもっていく。続く5球目のスライダーは見送ってフルカウントとすると、最後は真ん中低めのスプリットを大谷はバットを出しかけるもストップ。自信を持って見逃し、一塁へ歩き出そうとした。しかし球審の判定は無情にもストライク。この打席は見逃し三振となった。
その直後、大谷は「ノーノーノー！」と口にしながら右手を前で振るジェスチャー。大きなリアクションからも「それは違う」といった思いが見て取れる。ベンチに戻る際にも首を振りながら何度も「ノー！」と連呼。悔しさをあらわにした。
一方、ABEMAの解説・谷繁元信氏と真中満氏は映像でこのシーンを振り返りながら、揃って「いいところでしたね」と話し、さらに谷繁氏は「帰って映像見るでしょうから『ストライクだったか』って思うでしょうね」と笑った。
この試合で大谷は4打数ノーヒット1四球1盗塁で、快音を響かせることはできなかった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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