【MLB】パドレス6-5ドジャース（7月30日（日本時間7月31日））
7月30日（日本時間7月31日）に米・カリフォルニア州サンディエゴのペトコ・パークで行われたサンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督の“謎行動”に、パドレスベンチからクレームが入った場面が、野球ファンの間で注目を集めている。
ドジャースが初回に5点を先制するものの、その後、じわりじわりとパドレスに追い上げられ、5-5の同点で迎えた延長10回裏・パドレスの攻撃。この回、パドレスは1死満塁という、サヨナラの好機を迎えると、マウンド上が左腕のアレックス・ベシアとあって、3番の左打者、ジェイク・クロネンワースに代え、勝負強い右のベテラン、ドノバン・ソラーノを代打に送るという思い切った作戦に。すると、ここでようやくドジャースベンチも動き、まず投手コーチがマウンド上のベシアの元へと行くこととなった。
そしてほどなく、プレーが再開されるかに見えたが、なぜかこのタイミングで、今度はロバーツ監督がベンチから現れることに。実はこのとき、ロバーツ監督は、ベシアに代えて右のエバン・フィリップスを投入しようと考えていた模様だが、投手コーチがマウンドに行った直後であったため、ルール上それは不可能。にもかかわらず、ロバーツ監督が堂々とベンチから出てきたとあって、これをある種の“時間稼ぎ”であると感じたのか、パドレス側のベンチは騒然。選手らがベンチで立ち上がり、“総ツッコミ”の状態となった。
ルール上、この場面での投手交代はできないため、ロバーツ監督は不満げな表情でベンチへと引き上げることとなり、パドレスベンチも再び元の空気に戻ることとなったが、この珍しいひとコマに、日本の野球ファンも大注目。ネット上の野球ファンからは「そりゃキレるだろｗ」「たしかに時間稼ぎにしか見えないもんな」「ルール違反だからw」「パドレスからしたら流れを切るなって感じ」といった様々な反響が巻き起こっている。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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