【MLB】アスレチックス - ドジャース(8月3日・日本時間4日/オークランド)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でアスレチックス戦に先発出場。1回の第1打席に四球で出塁すると、その後、盗塁に成功。これで今季29個目の盗塁となり、自身初の30盗塁に王手とした。
前日までの打撃成績は107試合、419打数129安打、79打点、33本塁打、28盗塁、打率.308、OPS1.028。7月13日(同14日)のタイガース戦で日本人選手初のMLB通算200号に到達する29号ソロを放つと、16日(同17日)のオールスターゲームでは、こちらも日本人選手初となるフェンスオーバーの3ランを記録。そして21日のレッドソックス戦で放った飛距離473フィート(約144.2メートル)の特大ホームランで、日本人初の4年連続30号。さらに25日(同26日)のジャイアンツ戦で日米通算250号と、7月も数々の記録を達成していた。
さらに2日(同3日)のアスレチックス戦で今季33号3ラン。それまで、ドジャース移籍後ワーストの19打席ノーヒットに終わっていた中、9回の第5打席で20打席ぶりの快音が起死回生のアーチに。打球速度116.3マイル(187.2キロ)、飛距離405フィート(123.4メートル)という大谷らしい衝撃の一発で復調をアピールしていた。
そんななかで出塁した大谷は、快足を飛ばして盗塁を敢行。今季29個目を成功させるとともに、自身初の30盗塁に王手とした。この結果、ホームランと盗塁を掛け合わせた「30-30」の達成がほぼ確実となった。それどころか、今季チーム111試合で29個目は年間42.3個と、自身最多を大きく更新するペースだ。
ナ・リーグのタイトル争いの主役である大谷は、3割30本塁打30盗塁のトリプリスリーや「40‐40」への期待が高まるばかりか、メジャー史上初となる「50‐30」、2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来12年ぶりとなる三冠王など、タイトルレースにも注目が集まっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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