永瀬拓矢九段VS稲葉陽八段 タイトル戦登場経験持つ両者が2回戦で激突!準決勝に進出するのはどっちだ/将棋・JT杯 将棋永瀬拓矢,稲葉陽 2024/08/03 15:59 拡大する 将棋日本シリーズJTプロ公式戦は2回戦へ。第1局は8月3日、福岡市の「福岡国際センター」で行われ、永瀬拓矢九段(31)と稲葉陽八段(35)が対局を開始した。準優勝経験者の永瀬九段と1回戦で伊藤匠叡王(21)を破った稲葉八段による注目の一戦。振り駒の結果、先手番は稲葉八段に決まった。【中継】永瀬九段VS稲葉八段 注目の一戦(生中継中) 永瀬九段は、2009年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:7期)、順位戦A級(A級:3期)。タイトルは叡王1期、王座4期の通算5期。棋戦優勝は3回。将棋界でも屈指と言われる豊富な研究量を誇り、対局でも「負けない将棋」に徹し千日手や持将棋もいとわない。JT杯は5年連続5回目の出場で、2020年大会に準優勝を経験している。今年度は本局が初戦となる。 稲葉八段は2008年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:8期)、順位戦A級(A級以上:7期)。2017年に名人戦七番勝負に挑戦した経験を持ち、棋戦優勝は銀河戦、NHK杯の通算2回。安定した力を発揮する居飛車党で、各棋戦の上位の常連だ。JT杯は3年連続4回目の出場で、1回戦では新タイトルホルダーの伊藤匠叡王(21)を破り、2回戦へ進出した。 続きを読む 関連記事