【MLB】アスレチックス 6-5 ドジャース(8月2日・日本時間3日/オークランド)
まさに、大谷の感情が爆発した。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でアスレチックス戦に先発出場すると、9回の第5打席で圧巻の3ラン。その瞬間、大谷はホームランを"確信"し、大きく息を吐きながら咆哮。さらにはバットを投げつけるように離し、20打席ぶりの快音に気持ちをぶつけるような一部始終となった。
ドジャースが2-6と4点ビハインドで迎えた9回表、1死からキケ・ヘルナンデスがヒットで出塁。パヘスは打ち取られたものの、アウトマンが四球で出塁し、2死一、二塁のチャンス。大谷にこの試合5度目の打席が回ってきた。
大谷はカウント1ボール1ストライクから投じられた高めのストレートをフルスイング。打球はあっという間にライトスタンドへと突き刺さった。打った直後、大谷はホームランを確信。大きく息を吐き出すように頬を膨らませたまま歩き始めると、「しゃあ!」と叫ぶようにしてバットを投げつける。ここまで4打席無安打というだけでなく、3試合、実に移籍後ワーストとなる19打席ノーヒットだった鬱憤を晴らすような一撃となった。
さらには7回の第4打席で2死満塁、一発が出れば同点という場面でファーストゴロに凡退していたことも関係しているかもしれない。大谷はこれまで見せたことのないような"咆哮バットフリップ"で豪快アーチを見届けた。
現在、ドジャースは大谷とともに"MV3"と称されたベッツは骨折、フリーマンも愛息の病気で戦列を離れている。さらにはマンシー、ロハスも離脱。打線はベストメンバーから程遠く、人一倍強い責任感を抱く大谷が彼らの思いを背負って試合に臨んでいることは想像に難くない。気合がみなぎり、感情が爆発してもおかしくない状況だった。
この一発をきっかけとし、再び快音を響かせることをファンは願っている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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