【MLB】アスレチックス 0-10 ドジャース(8月3日・日本時間4日/オークランド)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でアスレチックス戦に先発出場。5打数2安打3盗塁で、自身初の「30-30」を達成。大谷は、前日の第5打席を前に移籍後自己ワーストの19打席ノーヒットに終わっていたが、9回の打席で今季33号を放ち20試合ぶりに快音を響かせたことで復調し、この日は打って走ってと大活躍。チームも無失点のまま追加点を挙げ、最後は10得点の完封で圧勝した。
ドジャースの先攻で迎えた試合、大谷はアスレチックスの先発スペンス投手と対戦。第1打席は4球続けてカットボールで攻めてくる相手の投球を見極め、5球目のスライダーを見送って今季63個目の四球を選んだ。その直後、テオスカー・ヘルナンデスの打席の1球目で盗塁に成功。これで今季29個目とした。
第2打席は3回表、1死一塁で迎えると、相手の変化球に苦戦。3球目の85.9マイル(138.2キロ)のスライダーを空振りしてカウント1-2と追い込まれると、続く4球目の83.6マイル(134.5キロ)のスライダーを空振り三振。落差54インチ(137センチ)の変化球を打ち崩せなかった。
第3打席は5回表、2死走者なしの場面で迎えた。スペンスの投じたスライダー、シンカーを見送ってカウント2-0からの3球目、91.2マイル(146.7キロ)のカットボールを強振。センター方向へ転がるゴロは、打球速度103.0マイル(165.7キロ)でセカンドを強襲し、グラブを弾く内野安打となった。
第4打席は7回表、1死走者なしの場面で迎えた。アスレチックスの三番手スコット・アレクサンダー投手と対戦すると、3球連続ボールで見送って3-0に。しかし、その後、2球がストライクとなると、最後もストライクゾーンのシンカーに手を出さずに見送り三振に終わった。
第5打席は9回表、先頭打者でセンター前ヒットで出塁。直後に盗塁に成功し、今季30個をマークし自身初の「30-30」に到達。さらにダブルスチールで3盗を決めるなど、1試合3盗塁と走力を見せつけた。
さらにこの回は打者一巡の猛攻となり、先頭打者の大谷に2回目の打席がやってくる。2死一塁の場面で今季34号にも期待がかかったものの、見逃し三振となり、この日は5打数2安打。5試合ぶり今季41度目のマルチヒットとするとともに、3盗塁を決めるなど、存在感が際立つ内容となった。
ドジャースは3回、2死二、三塁の場面でラックスがレフトへのタイムリーヒットを放ち先制に成功。その後、6回裏には無死満塁の大ピンチを招いたものの、先発ジャック・フラーティが無失点で切り抜けると、8回表に連続タイムリーが飛び出して2点を追加した。さらに9回、大谷の先頭打者ヒットを皮切りに大量得点を挙げ、終わってみれば敵地で10-0の圧勝を飾った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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