【MLB】アスレチックス 6-5 ドジャース(8月2日・日本時間3日/オークランド)
“10人目の野手”がファインプレーを見せた。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でアスレチックス戦に先発出場。6回の第4打席でファウルを打った打球に反応したのはボールボーイだった。ドジャースのブルペン投手を直撃しかねない打球を完璧にキャッチしたプレーには、球場の観客も思わず拍手喝采の一幕となった。
注目のシーンは6回表のことだった。ドジャースが2-6と4点ビハインド、1死走者なしの場面で大谷がこの試合で3度目の打席に入った。カウント1ボール2ストライクからの4球目を大谷はスイング。打球はデータサイト『Baseball savant』によると、153キロを記録。高速の打球は一塁側のファウルゾーンへと飛んでいった。
アスレチックスの本拠地オークランド・コロシアムはブルペンがファールエリアにあるため、投球練習中のドジャース投手フィリップスに直撃するかと思われた。大谷自身、打った瞬間ブルペンに向かうことを察したのか、「危ない!」と口にしていた。しかし、このピンチを救ったのが付近で待機していたボールボーイだった。
勢い良く転がるボールをなんと逆シングルでキャッチ。このファインプレーには観客からも拍手が送られたが、当の本人は「これがぼくの仕事だよ」とでも言いたげな表情で、手にした球をスタンドのファンへと渡していた。
このファインプレーにはファンも大盛り上がり。視聴者も「ナイスキャッチ」「ナイスボールボーイ」「味方直撃するぞww」などと、コメント欄を通して"ヒーロー"を称賛しているようだった。
なお、大谷は続く5球目もスイングし、ふらふらっと上がった打球はレフト前に落ちるかと思われたが、サードのトロが背走しながらキャッチ。実況・近藤祐司氏が「オーバー・ザ・ショルダーキャッチ(肩越しに捕る)」と紹介するファインプレーに阻まれ、大谷は惜しくも出塁することはできなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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