【MLB】アスレチックス 2−3 ドジャース(8月4日・日本時間5日/オークランド)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したアスレチックス戦で9回、盗塁を仕掛けたキアマイアーが二塁ベースまであとわずかのところでタッチアウト。その結果、大谷に5打席目を回すことなく攻撃を終える結果となってしまい、SNS上では「なにしてんのよ」と不満の声があがった。
ドジャースが1点リードの9回、1死走者なしの場面でドジャースの8番・キアマイアーが死球を選んで出塁した。続く9番・バーンズがダブルプレーに倒れなければ、大谷にこの日5度目の打席が回ってくるはずだった。この試合の実況を務めた下村泰司アナウンサーも「ダブルプレーだけはやめてほしい」と大谷の5打席目に期待を寄せていた。
キアマイアーは相手投手が3球目を投げ込むと同時にスタートを切ると、ヘッドスライディングで二塁へ飛び込んだ。しかし、ベースに触れる直前にクリーツ(シューズ裏のスタッド)に相手セカンドが触れていたとしてアウトとなった。
ドジャース側はチャレンジを要求しても良い場面だったが、ドジャースは3回にチャレンジを失敗しており、チャレンジ権を失っていた。キアマイアーは塁上で“信じられない”と呆然とした表情を浮かべたまさかの展開に、下村アナウンサーも「ウソでしょー!」と驚いていた。
リプレー映像でクリーツ部分にしっかりタッチされていることがわかると、解説を務めたAKI猪瀬氏は「ナイスプレーでしたね」と相手セカンドを称賛していた。
結局バーンズも空振り三振に倒れ、ドジャースの攻撃は終了。キアマイアーは6回にもセンターへのフライを太陽の眩しさが原因で捕り損ねるミスをしていたこともあり、大谷の第5打席を期待していたファンからは「余計なことせずに、必要なこと(サングラスかアイブラック)してくれよキアマイヤー」など怒りの声もあがっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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