【MLB】ドジャース 5−3 フィリーズ(8月5日・日本時間6日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がフィリーズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。第4打席で今季34号となるソロホームランを放った。球場全体が歓喜に包まれる中で、ドジャースベンチで喜んでいたチームメートの表情が一瞬困惑の表情へ変わった瞬間があった。
4-3とドジャースが1点リードの8回、大谷が先頭打者として4打席目を迎えた。大谷はフィリーズ2番手バンクスの2球目、甘く入ったチェンジアップを捉えると、高々と上がった打球は元同僚マーシュの頭上を越え、左中間スタンドギリギリのところでスタンドインした。
1点差と決して気が抜けない場面で大谷が決めた貴重な追加点に、球場からは大きな歓声が沸き起こった。現地カメラは大谷の一発に喜びの表情を見せるチームメートの様子を捉えていたが、一瞬その表情が曇ってしまった。“ショーヘイ、なにをやってるんだ?”とでも言いたげな困惑した表情の先にあったのは、大谷が二塁へ向かう途中で反転し、一塁へと戻っていく姿だった。
大谷は一塁ベースを踏み直すと再び二塁へ向かいダイヤモンドを1周。大谷は確実に一塁ベースを踏んでいたが、確認の意味で一塁ベースを踏み直していたようだ。
大谷がホームラン後に一塁ベースを踏み直しに戻ったのは、6月25日(同26日)のホワイトソックス戦で放った24号以来今季2度目。この試合の解説を務めた元メジャーリーガーの長谷川滋利氏も「スーパースターがこんなことするから面白い。愛嬌がある」とこの様子を笑っていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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