【MLB】ドジャース 5−3 フィリーズ(8月5日・日本時間6日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がフィリーズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。第2打席で放った同点の犠牲フライの打球速度が、チームメートが放った勝ち越し2ランの打球速度より速かったことに注目が集まった。
1-2とドジャースが1点ビハインドの3回、無死一、三塁のチャンスで大谷が2打席目を迎えた。大谷はフィリーズ先発右腕ノラの初球、真ん中寄りに甘く入ったストレートをフルスイング。右中間方向へ高く上がった打球はスタンドまであとわずかに届かず、同点の犠牲フライとなった。続く2番・テオスカー・ヘルナンデスが2ランを放ち、ドジャースが勝ち越しに成功した。
このとき、T・ヘルナンデスの放った本塁打の打球速度は112.9マイル(約181.7キロ)、対して大谷の犠牲フライは113.1マイル(約182キロ)と、なんと大谷の打ち上げた犠牲フライの打球速度のほうが速かったことが判明すると、SNS上でも「テオのHRより打球速度速いやん」「大谷さんの打球速度よ」など驚きの声があがっていた。
大谷の第2打席で放った犠牲フライの打球角度は47度、この試合で解説を務めた元メジャーリーガーの長谷川滋利氏は「ちょっと打ち損なった」と分析しつつも「十分な仕事をした」と評価していた。
大谷はこの試合、第3打席でツーベースヒットを放つと今季32個目の盗塁にも成功。さらには第4打席で34号ソロを放ち、2試合ぶり42度目のマルチ安打で自己最多を更新するなど打って走っての大活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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