【MLB】ブリュワーズ2-7ドジャース(8月13日・日本時間14日/ミルウォーキー)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したブリュワーズ戦で2回、ドジャース先発のストーンが死球を与えた。打者の右肩に当たったボールが勢いそのまま捕手のスミスの顔面にも直撃した。ヒヤリとした場面にファンからは「案外スミスの方が痛いかも」と心配の声があがっていた。
スミスのソロホームランでドジャースが1点を先制した直後の2回裏、1死走者なしの場面でブリュワーズの6番・ミッチェルが打席を迎えた。スミスが投じた2球目、96.3マイル(約155キロ)のストレートがミッチェルを襲うと乾いたような音が響き渡った。頭部へ直撃したかに思われた一球だったが、ミッチェルは寸前のところでうまくかわしており、音の正体はミッチェルの右肩に当たったあと、方向を変えてスミスのメットにボールが当たった音だったようだ。
ミッチェルはスッと立ち上がると、“大丈夫だ”とでもいうようなリアクションを見せ一塁へと向かっていった。思わずヒヤリとした瞬間だったが、試合の解説を務めた元メジャーリーガーの石井一久氏は「いい避け方をした。避け方が下手な選手は迎えにいってしまうので衝撃が強い」とうまくかわしたミッチェルを称賛。
同じく解説を務めた元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏は「右投手がひっかけて死球になるのは珍しい。スミスも痛そうだったが、当ててしまった側なので痛がれない」とスミスへ同情を寄せていた。
危険なワンシーンにドキッとした視聴者も多く、「肩で良かった」「大丈夫か?」とミッチェルを心配する声や「すごい音したぞ」「案外スミスの方が痛いかも」とスミスを心配する声が多く見られたほか、「ストーン動揺してないかな」と当ててしまったストーンの今後のピッチングへの影響を気にする声もあがっていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




