【MLB】ブリュワーズ 5－4 ドジャース（8月14日・日本時間15日／ミルウォーキー）
ドジャースの大谷翔平が、ブリュワーズ戦の第一打席でいきなり強打。あまりの打球の速さに相手サードのエラーを誘い、その“音”も含めてSNSが騒然とした。
1番・DHで先発した大谷は1回表の第1打席で、ブリュワーズの先発フランキー・モンタス投手と対峙。カウント0-2で迎えた3球目、97.5マイル（156.9キロ）のストレートを流し打ちした。
ブリュワーズのサードを守るジョーイ・オーティズは、特別シフトで事実上のショート位置に立っており、ほぼ正面で捕球体勢に入る。しかし、打球があまりに鋭く、ボールをまさかの後逸。大谷はその間に一塁ベースに到達した。
強襲安打にも見えたが、オーティズのエラーと判定されて出塁した大谷は、続く2番ムーキー・ベッツ、3番フレディ・フリーマンの連続ヒットで3塁まで進み、最後は4番テオスカー・ヘルナンデスの四球により押し出しで先制ホームを踏んだ。
打球速度が101.0マイル（162.5キロ）、さらに「ズバン！」という音も印象的な大谷の強打は、野球ファンの間で大きな話題に。SNSには「強襲ヒットでいいと思うんだけどな」「ヒットやないんかーい」「あれは安打扱いでいいと思うけどなぁ」「あれは大谷さんの打球が強いから取れなかったのであってエラーじゃないと思うんだけど」「強襲ヒットにしてよ」「大谷は打球速いからこれがあるよね」「しかし打球音がやばいね」「大谷の守備怖いよ」「打球速度速かった」などのコメントが溢れた。
大谷は2回表の第2打席に四球で出塁すると、立て続けに二盗、三盗に成功。これで盗塁は今季35個目となり、ドジャース史上2人目の本塁打・盗塁の「35-35」を達成した。シーズン通算だと、盗塁は46.9ペースとなり、現在37本のホームランも49.5発ペースのため、本塁打・盗塁で史上6人目の「40-40」はもちろん、MLB新記録の「45-45」や「50-50」にも十分な現実味が出ている。
ただ、大谷はその後の3打席でレフトライナー、見逃し三振、レフトフライで凡退。連続ホームラン記録が2試合とストップし、4試合ぶりの無安打に終わった。
最終的に、ドジャース自体も4-5で逆転負け。連勝が5でストップし、ナ・リーグ西地区で首位の座を守っているものの、2位のパドレス、3位ダイヤモンドバックスにゲーム差「2.5」まで迫られている。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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