【MLB】ブリュワーズ 5-4 ドジャース(8月14日・日本時間15日/ミルウォーキー)
超人的なパフォーマンスに、彼が“リハビリ中”であることを誰もが忘れてしまうようだ。ドジャースの大谷翔平が「1番・DH」で先発出場したブリュワーズ戦で、2回に2つの盗塁を決めてシーズン37本塁打・35盗塁とし、ドジャース史上2人目の「35-35」に到達。万全とは言い難い状態での超人的な大記録達成に、ファンからは「この状況に麻痺しちゃってる」などの声が挙がっている。
【映像】本当にリハビリ中? 爆速走りで「35盗塁達成」の瞬間
2回表に四球で出塁して二盗と三盗を成功させ、今季の盗塁数が35回(ナ・リーグ2位)となった大谷。二盗を決めた際には、米野球データ分析会社『Codify』が公式Xアカウントで以下のような投稿をしていた。
「トミー・ジョン手術からのリハビリ中である投手が、シーズン中に37本のホームランを打ち、34個の盗塁を達成することを想像してみてください」
まるで「みんな、ショウヘイはリハビリ中なんだ、思い出してくれよ」と訴えかけるようなこの投稿の通り、今季の大谷はトミー・ジョン手術(内側側副靱帯再建手術)からの復帰を目指して投手を断念し、打者に専念している。そんな状況下で37本塁打・35盗塁を成し遂げるという、まさに唯一無二の存在であることを証明し続けている。
この投稿にはファンも我に返ったようで、「ほんと、みんなこの状況に麻痺しちゃってるよね」「それなwとんでもないよね」「この人、ちょっとおかしいでしょ(笑)」「当たり前だと思わないことだね」「スポーツ史上でもこんなことをできる選手はいない」などの反響が出て、さらには「おまけに容姿も人格も完璧という」といったコメントも。超人のような活躍に忘れがちだが、リハビリ中にとてつもない成績を残してしまうあたりが「大谷翔平」たる所以だろう。
大谷はこの試合の残り3打席は凡退したものの、現時点で年間だとホームランは49.5本ペース、盗塁は46.9回ペース。本塁打・盗塁は史上6人目の「40-40」はもちろん、MLB新記録の「45-45」や「50-50」も十分に狙える。シーズン終盤の活躍に大いに期待したい。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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