【MLB】ブリュワーズ 5-4 ドジャース(8月14日・日本時間15日/ミルウォーキー)
完璧すぎるバックホームに、スタジアムも騒然となった。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でブリュワーズ戦に先発出場した試合、センターを守るキーアマイヤーが強肩を生かしたパーフェクト返球で本塁タッチアウトをもたらした。99.0マイル(約159キロ)に達したという送球にファンも「引退撤回してくれ!」「ぜひ日本で」と待望論を寄せている。
守備職人と呼ばれるキーアマイヤーが魅せたのは、1回裏の守備機会のことだった。ブリュワーズが無死満塁として、打席には4番・コントレラスという場面。3球目を捉えると、打球はセンターへの痛烈なライナーとなったが、キーアマイヤーはキャッチした瞬間、バックホーム。糸を引くような送球はキャッチャーの手前でワンバウンドする完璧なストライク返球となり、タッチアップした三塁走者のトゥラングを間一髪アウトにしてみせた。
ドジャースの公式アカウントのXでは、この送球に「キーアマイヤーキャノン」と名付けて投稿。さらに、地元メディア『ドジャース・ネーション』のダグ・マッケイン氏も「キーアマイヤーは野球界屈指のセンターの一人。彼は完璧な送球を披露。ドジャースのポストシーズン出場メンバー入りを強く主張するだろう」と絶賛した。
キーアマイヤーはこの夏、ブルージェイズから“守備強化”の狙いで獲得した34歳のベテランだ。ゴールデングラブ賞を4回受賞し、2020年にはレイズでリーグ優勝、2021年には地区優勝を経験するなど、ポストシーズンを見据えるドジャースは、その"経験値"を含めて補強し、その狙いがバッチリとハマった形だ。
ただ、この名手は今季限りで引退を表明している。それだけにファンからもSNS上で「今季限りでの引退がもったいない!」「引退撤回してくれ!」「最後に日本でもプレーしてほしい」「あの守備見たらキーアマイヤー外せんやろ」「レーザービームすぎるよ」「キーアマイヤーさん引退取り消しで!」「キーアマイヤー加入したのめっちゃデカい」「今シーズン引退なのもったいなすぎる」と引退を惜しむ声や、日本でのプレーを望む声などであふれた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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