【MLB】カージナルス 6-7 ドジャース(8月16日・日本時間17日/セントルイス)
単なるセカンドライナーでここまで球場を沸かせるのはこの男くらいなものだろう。ドジャースの大谷翔平投手はこの日のカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。メジャー全30球団から本塁打を放てるかが注目されていたが、この日は残念ながら5打数ノーヒットに終わった。しかし、第2打席で大きな注目を集めることになった。
2回表のドジャースの攻撃。この回はラックス内野手の先制本塁打、キーアマイヤー外野手のタイムリーヒットなどで2点を奪うなど2死ながら二塁というチャンスで第2打席が回ってきた大谷。押せ押せムードの中でカージナルス先発のマイコラス投手と対峙した。
第1打席では空振り三振だったものの、11球も粘ったこともありこの打席でもその入り方に注目されたが、マイコラスが投じた初球、143キロのスライダーをいきなりフルスイングした。
打球は鋭いライナーとなってヒットかと思われたが、残念ながらボールの飛んだ位置にセカンドのドノバン内野手が構えていて、そのままキャッチ。記録はセカンドライナーとなり、ドジャースはこの回の攻撃を終えた。
アウトとはなったものの、このセカンドライナーの打球速度はなんと106.8マイル(約171.9キロ)。中継カメラも追えないほどの超高速打球に解説を務めた西岡剛氏も「打球速すぎやろ!」と思わず突っ込んでしまうほど。8月に入ってから打率が上がっていないと言われる大谷だが、この打球を見る限り調子が下がっているわけではなさそうで今後の爆発に期待が持てそうだ。
大谷の打球を見た視聴者からは「いい当たり」「ついてない」「おしいよ!!!」など、あわやヒットとなりそうな打球だったことを惜しむ声が目立った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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