最上級の“ノルマ”をクリアする、破竹の3連勝だ。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」本戦トーナメント1回戦・第3試合、チーム豊島 対 チーム斎藤の模様が8月17日に放送された。チーム豊島はスコア5-2で勝利、ベスト4入りを決めたが、この試合のMVPといえば、無傷の3勝と大活躍した大石直嗣七段(34)だ。チームメイトから冗談含みに「ノルマは3連勝」と言われてきた中、その通りに実現する大仕事。リーダー豊島将之九段(35)からも「すごく勝ち方した」と絶賛されると、大石七段本人も「出来すぎだった」と恐縮するほどだった。