「なんて凄いグランドスラムだ！」大谷翔平の劇的サヨナラ弾に現地実況も“大絶叫” 「なんてこった」放送席が伝えた歴史的瞬間

【MLB】ドジャース 7－3 レイズ（8月23日・日本時間24日/ロサンゼルス）　　　　　

　ドジャースの大谷翔平投手が放った劇的なサヨナラグランドスラムに現地実況も大興奮だ。同点で迎えた9回満塁のチャンスで、2年連続3度目となる40号ホームランを放つ。これはMLB史上6人目、日本人選手初となる40本塁打・40盗塁『40-40』の快挙達成となった。

　3-3の同点で迎えた9回裏、打順は5番のスミスから。「1番・DH」の大谷に打席が回ってくるとしたら、2死満塁しかありえない状況だった。

　ドジャースはデッドボールとヒットで無死一、二塁のチャンスを作る。7番のロハスが送りバントを決め1死二、三塁。続くラックスはセカンドゴロでアウトカウントが増え2死二、三塁に。9番のキケ・ヘルナンデスの代打マンシーはフォアボールを選びなんと2死満塁で大谷に5度目の打席が回ってきた。

　最高の場面で回ってきた大谷は、初球から積極的にスイングを仕掛ける。解き放たれた打球はセンターのフェンスオーバー。時速105.1マイル（約169.1キロ）、飛距離389フィート（約118.6メートル）の一打は、第40号サヨナラグランドスラムとなった。

　これで大谷は、MLB史上6人目、日本人選手初となる40本塁打・40盗塁『40-40』の快挙達成。なお、出場126試合目での『40-40』達成は、2006年に147試合目で達成したソリアーノ（当時ナショナルズ）を抜いて史上最速。さらに40本塁打と40盗塁の同時達成は、史上初の快挙だ。

　まさにミラクルとも言える瞬間、現地映像の実況は、「『40-40』達成の瞬間だ！なんて凄いグランドスラムだ！なんてこった、歴史的な凄い瞬間だ」と興奮気味に捲し立て、放送席の興奮も存分に伝わってきた。

　この試合で40個目の盗塁を決めた大谷に、これしかない場面で打席が回ってくるだけでも凄い。さらにその打席で第40号サヨナラグランドスラムを放ってしまうのは漫画のよう。現地の実況が興奮して捲し立てるのも無理はない。

（ABEMA『SPORTSチャンネル』）

■Pick Up
・スポーツマーケティングにおけるライブ特化型広告とは
・「脳科学×AI」で切り開く新しいマーケティングの可能性
・「ABEMA」のスポーツ×広告事例からひも解く “価値ある広告リーチ”とは

■大谷翔平人気記事