【MLB】ドジャース 7-3 レイズ(8月23日・日本時間24日/ロサンゼルス)
大谷の一発を誰よりも喜んでいたのは、実は監督だったのかもしれない。ドジャースの大谷翔平投手は、「1番・DH」で出場したレイズ戦であまりにも偉大な成績を残した。9回裏、満塁で迎えた一打サヨナラの場面でグランドスラムを放つと共に、日本人選手として初となる40本塁打・40盗塁の『40-40』を達成。ダイヤモンドを一周して仲間に“手荒な”祝福を受けたのち、最後に待ち構えていたロバーツ監督は、大谷と満面の笑みで感情を爆発させた。
試合は、ドジャースが3点のリードを許す苦しい展開の中で、5回裏にキケ・ヘルナンデスの3ランで同点に追いつき、9回裏にサヨナラ勝ちの絶好のチャンスをつくり出していた。
先頭のスミスがデッドボールで出塁すると、エドマンもヒットで続き無死一、二塁。ここでロバーツ監督は送りバントを選択し、ロハスが確実に成功させて1死二、三塁に。続くラックスは内野ゴロに打ち取られるも、代打マンシーが四球を選び、2死満塁となる。ここで登場したのが、第5打席を迎えた大谷だった。
レイズの6番手コリン・ポシェ投手の投じた初球のスライダーを捉えると、打球速度105.1マイル(約169.1キロ)でセンター方向へ打ち上がったボールは、そのまま飛距離389フィート(約118.6メートル)でスタンドへ到達。自身の『40-40』達成を、なんとサヨナラグランドスラムで決めるという離れ業を成し遂げたのだった。
大谷は三塁ベースを回ったところでヘルメットを放り投げるなど感情を爆発させ、ホームベースに着いた直後から、仲間たちの“手荒な”祝福を受けた。その喜びの輪がほどけてベンチへと向かおうとしたところで満面の笑みで待ち迎えていたのがロバーツ監督だった。大谷は、両手を大きく挙げたロバーツ監督とハイタッチするが、ドジャース指揮官は興奮冷めやらぬ様子でなにやら叫び、監督自身も歓喜を爆発させる咆哮を挙げてみせた。
この場面を目撃したファンは、SNSやABEMAのコメント欄で「ロバーツ監督の雄叫び好き笑」「ロバーツ監督も可愛いすぎる」「ハイタッチする時のロバーツ監督が可愛くて何度も見てしまう」「ロバーツ監督も大喜びなのええなあ」「ロバーツがめちゃくちゃうれしそうでかわいい」など、指揮官のリアクションを楽しんでいた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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