【MLB】ドジャース 8－9 レイズ（8月24日・日本時間25日／ロサンゼルス）
現地記者も思わず言葉を失うほどだった。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場した試合、第3打席で逆転2ランを放った。MLB史上6人目となる40本塁打・40盗塁『40-40』をサヨナラグランドスラムで達成するという“離れ業”を実現した翌日ということもあり、連日のアーチを目撃したノア・カムラス記者も思わず「ショーヘイ・オオタニは本当に止められない」と、最大限の賛辞の言葉を綴っていた。
ドジャースが2点ビハインドで迎えた5回裏、先頭打者のマンシー内野手がツーベースヒットで出塁すると、ロハス内野手のタイムリーヒットで1点差に迫り、さらに1死一塁という場面で大谷に打席が回ってきた。
この試合でも初回の第１打席に安打を放つなど復調の気配を見せていた大谷。ABEMAの実況・DJケチャップ氏も「（打ちそうな）匂いがします！」と興奮気味に大谷の様子を伝えると、見守る人々の熱気と期待に応えるかのように、カウント2－1からレイズのブラッドリー投手が投じた148キロのスプリットをすくい上げた。
打球はライト線際に伸びていき、スタンドにギリギリ届くかたちでスタンドイン。値千金の逆転2ランとなり、本拠地ドジャー・スタジアムに集まったファンは「MVPコール」の大合唱でスターの一発に酔いしれた。
すると、現地記者のノア・カムラス氏は、このように投稿を綴った。
「ショーヘイ・オオタニは本当に止められない選手だ。彼はMLBで史上初めて、シーズン50本塁打・50盗塁を達成する選手となるだろう。遅かれ早かれそれを達成するかもしれない。ドジャースは絶頂期のオオタニを獲得できて本当に幸運だ」
この投稿を見た現地や日本のファンも「50-50 いけるぞ」「本当に言葉にならない」と、その賛辞に続いた。ドジャースのレギュラーシーズンは残り32試合。果たしてカムラス氏の予言は実現するだろうか。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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