【スーパーフォーミュラ】第5戦(決勝・8月25日/モビリティリゾートもてぎ)
各所で激しいバトルが繰り広げられた真夏のもてぎ決戦。なかでも25周目に繰り広げられ、勝利の行方も左右した、クリーンかつ熱い2番手争いに観客は大いに湧いた。
3番手スタートの大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)は、ピットウィンドウがオープンした10周目に最短でタイヤを交換したが、5番手スタートの牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は22周目まで引っ張り、タイヤ交換後は2番手に浮上していた大湯の後方の3番手で復帰。
牧野はフレッシュタイヤを活かして、前を行く大湯を果敢に追いかけ、24周目にはその背後を捕らえた。牧野は、25周目に入るホームストレートでぴったりとマシンを寄せると、1コーナーで大湯のインに飛び込んだ。サイドバイサイドでターン3をまわると、そのまま5コーナーに向けて2台は並走するように走っていく。5コーナーもサイドバイサイドでまわり込むと、S字でようやく牧野が前に出て、見事に2番手を奪取した。
牧野と大湯の激しくも冷静なバトルを見て、ABEMAの視聴者も「いいバトルうまい」「おもれえええええ」「激アツ!!!!」「すっげえクリーンだ」と大いに盛り上がっていた。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2024』/(C)JRP)