【MLB】ドジャース 6-4 オリオールズ(8月28日・日本時間29日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でオリオールズ戦に先発出場し、初回の第1打席に3試合ぶりとなる42号、通算10本目の先頭打者アーチを放った。さらに2つの盗塁を成功させ、MLB史上2人目となる42本塁打・42盗塁の「42-42」を達成。2試合連続マルチとなる4打数2安打、1本塁打、1打点、2盗塁と“走打”に大活躍。さらにキャリア最多の104得点で、ドジャースの勝利に貢献した。
前日27日(日本時間28日)の同カードでは2試合ぶり今季46回目のマルチ安打をマークするなど4打数2安打の活躍で、3年連続3度目のシーズン150安打を達成した。今季はここまで511打数150安打、41本塁打、94打点、101得点、40盗塁、打率.294、出塁率.379、長打率.614、OPS.994の成績を残している。
今シーズン2度目となる大谷のボブルヘッドデー。試合前には、愛犬のデコピンが登場すると、大谷の「待て」に合わせてマウンド上で立ち止まる。ホームベースの後ろに構えた大谷の合図で、ボールを加えて大谷の元に運ぶ“ストライク送球”を見せるなど、試合前からスタジアムを盛り上げた。
すると今度は大谷がバットで魅せる。初回の第1打席、カウント1-2からの5球目のスライダーに泳がされたようなスイングになるも、打球はぐんぐん伸びてライトスタンドへ。時速102.2マイル(約164.5キロ)、飛距離391フィート(約119.2メートル)のあたりは、3試合ぶりの一発。通算10本目の先頭打者アーチとなった。
さらに3回の第2打席ではライトへヒットを放ち2試合連続マルチヒットで出塁。二塁に進塁して迎えたラックスの打席では、一塁ランナーのベッツと共にダブルスチールを仕掛けると、三盗を成功させた。大谷はこれで42本塁打・41盗塁とし、前人未到の43本塁打・43盗塁達成が目前に。また、8月は10本塁打・13盗塁としており、史上8人目となる月間「10本塁打・10盗塁」を達成した。
5回、一塁にランナーを置いて迎えた第3打席では、鋭い当たりがファーストのグラブを弾く。しかしセカンドアウトとなり、大谷が一塁に残る形に。するとベッツの打席で、初球から積極的に走って42盗塁を記録。さらにワイルドピッチの間に三塁へと進塁した。これで大谷は、42本塁打・42盗塁を達成。MLBでは、1998年にアレックス・ロドリゲスが達成した42本塁打・46盗塁以来2人目となる42-42の達成となった。
7回の第4打席は空振り三振に倒れるも、この日は4打数2安打、1本塁打、1打点、2盗塁と“走打”に大活躍となった。
なおドジャースは大谷の活躍もあり激しい点の取り合いを制して2試合ぶりの白星。ナ・リーグ西地区2位のダイヤモンドバックスが勝利したため、ゲーム差は広がらなかったが、3ゲーム差で首位をキープしている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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