【MLB】ドジャース 6−3 オリオールズ(8月29日・日本時間30日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平が、オリオールズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。第1打席はセンターライナーに打ち取られたが、ホームランになっていてもおかしくなかった一打に、ファンからは「そんなに飛ぶの?」など驚愕の声が上がった。
前日の試合で3試合ぶり、今季4本目の先頭打者アーチを放ち、メジャー史上2人目となる42本塁打・42盗塁を同日達成した大谷。この日の第1打席はオリオールズのルーキー左腕ケイド・ポビッチと初対決となり、カウント1-2からの4球目、外角に逃げるスイーパーを打ち返した。
ライナー性の当たりがセンター方向へと飛んでいくと、フェンス手前のところで追いついた相手センターが好キャッチ。惜しくもヒットにはならなかったが、打球速度168キロの弾丸ライナーには球場からも大きな歓声が上がった。
この試合の解説を務めた元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏は、「最近は引っ張った打球が多い中で結果を出していたが、この打席はコースを逆らわずに打ちにいった」と分析しつつ、芯で捉えた当たりではなかったが飛距離も出ていたと驚いていた。
中継を視聴していたファンも、大谷がいきなり見せた惜しい当たりに「おっしいいいいい」「いい当たりだったのに!」「捉えてはいた」「あと少しで本塁打という打球でした」「相手はヒヤッとしただろうな」と悔しがる声や、「飛びすぎなんよ」「そんなに飛ぶの?」など驚愕する声も見られた。
43号本塁打への期待が高まった打席だったが、大谷はこの試合5打数無安打と3試合ぶりにノーヒット。メジャー前人未到の「43-43」達成はおあずけとなった。
なお、ドジャースは大谷以外の全員が安打、うち6人がマルチヒットをマークして6-3でオリオールズに連勝。明日からは、同地区2位で現在ゲーム差を4としているダイヤモンドバックスとの重要な4連戦に臨む。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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