現役レーシングドライバーが自慢の愛車を大公開! 今や絶版となったホンダの名スポーツモデルを2台持ちし、しかも1台は部品取り用というマニアックさに加え、内外装も半端ない凝りようで話題となっている。
国内最高峰のスーパーフォーミュラに今季から参戦しているルーキーの木村偉織(San-Ei Gen with B-Max)。木村は、日本とロシアのハーフで、スーパーGTにも参戦している新進気鋭のドライバーだ。
そんな木村が、25日のスーパーフォーミュラ第5戦を前に放送された『サーキットで会いましょう Season2 #5』内で、自分の愛車であるホンダS2000を紹介した。S2000は、1999年に発売された2シーターのオープンカーで、販売を終了した今でも、レーシングドライバーをはじめ、多くの人から人気を集めるスポーツカーだ。
木村は、S2000と同じ生まれ年だそうで、所有しているS2000も1999年式。しかも、なんとメインで使うクルマと部品を取るためのスペア用のクルマの2台を所有。いっけん純正仕様のS2000に見えるが、ドアは軽量化のためにドライカーボン製に置き換わっており、なんとドアだけでも100万円するという。
本来、S2000の屋根はソフトトップだが、木村の愛車は、現在では入手困難な無限のハードトップを装備している。木村のS2000の溺愛っぷりは相当なもので、収録中は30分以上も愛車のポイントを語っていた(放送ではカットされている)。
「クルマとは何ですか?」との問いに、木村は「人生ですね。クルマがなかったら僕のこういう人生はなかったんで、僕にとってクルマは人生そのもの」と、愛情あふれるコメントを聞かせてくれた。
(ABEMA『サーキットで会いましょう Season2』)