【MLB】ダイヤモンドバックス 9-10 ドジャース(8月30日・日本時間31日/アリゾナ)
もしや「威圧感」の特殊能力が発動したのか……。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でダイヤモンドバックス戦に先発出場した試合、第4打席は空振り三振となったが、大谷の“叫び”がチームの勝ち越しを呼び込んだ。
試合はドジャース、ダイヤモンドバックスともに序盤から打線が爆発し、5回を終えた時点でスコアは5-5の同点に。ナ・リーグ西地区の首位攻防戦ということもあり、勝ち越し点を奪いたかったドジャースは6回表、先頭のマンシー内野手がツーベースヒットで出塁。後続は打ち取られたものの、2死三塁で大谷に打席が回ってきた。
第1打席から、苦手としていた先発ギャレン投手からツーベースヒットを放つなど好調の大谷に対し、ダイヤモンドバックスはここで左腕のマンティプリー投手をマウンドへ。なんとしても1点を取らせないという決意を感じさせたが……結果的に打つ気満々の大谷のオーラにマンティプリーが屈してしまった形だ。
カウント1-2と追い込んだ状態で、マンティプリーが投じた4球目は133キロのチェンジアップ。ところが、このボールが外角低めに大きく外れてワイルドピッチに。これを見た大谷は三塁ランナーのマンシーに対し「ヘイ!」と叫んで呼び込み、この声に反応したマンシーはホームへと生還して、貴重な勝ち越し点を奪ってみせた。
大谷はその後、空振り三振に倒れたが、メジャーナンバーワン打者ならではのオーラで1点をもぎ取った形となり、ファンも「スゲー大谷オーラ」「大谷の威圧感で」「大谷叫んだな」など、そのリアクションに注目した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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