ブラジルで生まれたギャングスタ・ラッパーSATORUが、日本代表として米国ファイターとケージの中で殴り合い。開始4秒でダウンを奪い、21秒で衝撃KOの圧巻勝利。マイクを持って母に感謝を伝える場面があった。
1日、朝倉がCEOを務める1分間最強を決める格闘技大会『BreakingDown13』が東京・アリーナ立川立飛で開催。第20試合ライトヘビー級ワンマッチ85kg以下キックルールでSATORUvsナサン・マーティンが対戦し、SATORUが21秒TKO勝ちを収めた。
今大会の目玉企画でもある日米5vs5の対抗戦。4人目の登場となったSATORUは、試合前のVTRで相手の印象を聞かれ「印象もクソもねえよ。顔も覚えてねえんだから俺の前に来るやつはボコボコにしてやるよ。ハンバーガーみたいな(大きさの)俺のパンチくらわしてやるよ」と自信満々にコメント。
ゴングと同時にSATORUが突進。ファーストパンチが相手の顎を捉えわずか4秒でダウンを奪う。その後は打ち合いになったものの、パンチの手数の多さでSATORUが上回り、ナサンが2回目のダウン。ここでレフェリーストップが入り21秒TKO勝ちを果たした。
マイクを持ったSATORUは「いつもそうなんですけど、色んな人にサポートしてもらって勝利を掴むことができました。ありがとうございます。この間お母さんが誕生日だったんで、俺を生んでくれたお母さんに捧げます。ありがとう!……あとちょっと待って。飯田(将成)の野郎出てこいよ!いよいよ俺のことシカトできなくなってきてるからな。寝てんじゃねーよ、いい加減誰か起こしてこいよ!」と、SATORU節が存分に詰まったコメントを残してリングを後にした。