将棋の藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋王、王将、棋聖、22)に永瀬拓矢九段(31)が挑戦する第72期王座戦五番勝負は9月4日、神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で第1局が行われている。注目の“勝負メシ”には、両者そろって名物の「陣屋カレー」を注文。カレーに添えられたトッピングの伊勢海老の迫力に、ファンからは驚きの声が上がっていた。
前期の激闘から1年。タイトルホルダーと挑戦者の立場を入れ替え藤井王座と永瀬九段が顔をそろえた。対局の内容とともに注目を集めるのが“勝負メシ”。将棋の聖地・陣屋を舞台に争われている開幕局では、両者ともに「陣屋カレー」を注文した。
陣屋は1918年に創業した老舗旅館で、これまでに将棋や囲碁のタイトル戦300局以上が行われてきた。この陣屋での名物と言えば「カレー」。誕生のきっかけは故・米長邦雄永世棋聖がメニューになかったカレーを注文したことを受けて作られたメニューと言われており、以来“影の主役”としてファンの間でも有名な逸品だ。
ビーフとチキンの2種のカレーが定跡だったものの、前期からトッピングに「伊勢海老」が加わった。前期は永瀬九段が昼食、夕食に注文したことでも話題に。藤井王座も前年に続くオーダーとなり、ファンも注目していた。
2024年バージョンはビーフとチキンを選ばずともデフォルトで2種のルーを提供。プリプリの伊勢海老を香ばしいフライにし、カレーにトッピングして楽しむことができる。両者が選んだ豪華なメニューに、ファンも大興奮。「華麗なるカレー」「どこがカレー!?」「キター!」「出た!」「これどう食べるんだ」「ゴージャスな昼食ゥ!」「付け合わせだけでご飯いけるw」「全部すげえw」と驚きのコメントが多数寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)