【MLB】ドジャース 7-2 ガーディアンズ(9月7日・日本時間8日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でガーディアンズ戦に先発出場。この日は4打数ノーヒットに終わり、打率.289に後退。第1打席、第4打席にはあと少しでホームランという大飛球も飛び出したが、2試合連続アーチによる「46本塁打・46盗塁」の記録更新はおあずけとなった。ドジャースは3試合ぶりの勝利でナ・リーグ首位を堅守している。
前日、6日(日本時間7日)に前人未到の「45本塁打・45盗塁」を達成し、連日の46号が出れば自己最多タイでかつ「46-46」の記録更新となるなど、さらなるメモリアルに期待がかかる一戦。大谷はいきなり魅せた。
初回、第1打席にガーディアンズの先発ギャビン・ウィリアムズと対戦すると、初球96.6マイル(155.4キロ)のストレートをフルスイング。完璧な当たりはライトへ一直線に伸びていくと、大谷自身も、相手投手も、観客も、審判もその行方を見守った打球はわずかに切れてファール。いきなり飛び出したかと思われた今季46号は“幻”に終わった。
その後、カウント2-2から5球目のストレートを強打したが、この打席はショートゴロに打ち取られた。第2打席は同じく1回、打線がつながり6得点を挙げたことで、大谷に2巡目の打席が回ってきた。ここで相手の二番手ペドロ・アビラと対戦すると、フルカウントからの7球目、91.0マイル(146.4キロ)のストレートをハードヒット。セカンドを強襲するあたりとなったがここも打ち取られ、初回は2打席凡退となった。
第3打席は4回裏、1死走者なしで相手の三番手スコット・バーローと対戦。3球続けてボール球を見送りカウント3-0と優位にしたものの、打ち気の大谷は4球目をスイングしてファール。次のスライダーをスイング、6球目をファールとして一転してフルカウントに追い込まれ、最後は7球目、低めのスライダーに手を出して空振り三振に倒れた。
第4打席は6回裏、2死走者なしで相手の四番手エリック・サブロウスキーと対戦。カウント1-0からの2球目、88.0マイル(141.6キロ)のスライダーを捉えて逆方向へ。あと少しでホームランというあたりとなったがフェンス手前でキャッチされてレフトフライに。ただし、打球速度101.2マイル(162.8キロ)で打ち上がったボールは飛距離348フィート(106.0メートル)に到達し、メジャー30球場のうち10球場でホームランになっていたというこれまた“幻の46号”となった。
ドジャースは初回から大量得点。1死満塁でエドマンのタイムリーツーベース、パヘスの今季10号など3安打、打者一巡でいきなり6点をリードした。直後、2回表に2ランを浴びて6-2とされたが、その後はピンチを招きながらも失点を抑えて試合は進行。ドジャースは4回裏にベッツの今季16号で1点を追加し、7-2で3試合ぶりの勝利を挙げた。
なお、ナ・リーグ西地区の優勝争いは2位パドレスが敗れたことで5ゲーム差、3位のダイヤモンドバックスも3連敗で6.5ゲーム差に広げ、ドジャースはプレーオフへ向けて首位を快走している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・国内OTT史上初の“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性