8月31日にベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズの一戦で、西武・栗山巧が放った“劇的すぎる代打逆転弾”が、野球ファンの間で話題となっている。
0-1、西武が1点ビハインドで迎えた8回裏・西武の攻撃、1死三塁の場面で、1番・奥村光一への代打として打席に立った栗山は、代わったばかりの日本ハム3番手・河野竜生が投じた初球、真ん中やや高めに甘く入った146キロのストレートを一閃。打球は快音を響かせながらライト方向へと舞い上がる大飛球に。これがそのままスタンドへと着弾し、西武は逆転に成功。そのまま1点差を守りきり、見事、勝利することとなった。
まさに“ベテランならでは”のこの一振りに、現役時代に栗山とともにプレーした野球解説者のG.G.佐藤氏は、9月6日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)に出演した際に、「ここで打つ、一振り。初球ですよ?これ必殺仕事人ですよ、まさに。鳥肌立ちましたね」と、まさに“鳥肌モノ”の一撃であったとコメント。そして栗山とチームメイトだった現役時代を振り返り「誰よりも練習していた。寮で休もうと思ってもまだ一人で打っていた」と、並外れた練習量がプロ23年の礎となっているのではと語った。
またネット上の野球ファンからは「ホークスファンだけど涙が出そうになった。本当にカッコいい。それにライオンズの選手たちの喜び様、ものすごく熱いじゃないか。この姿を見て全力でやってないなんて口が裂けても言えないよ。ナイスゲーム!」「最下位だろうがBクラス確定だろうが選手とファンが優勝したかのような感情の爆発 鷹ファンだけど野球の素晴らしさがこの一打には詰まってるわ」「他パファンやけどこれは惚れる」「泣けるわ、この一発!ここで今季1号代打逆転ツーラン!カッコいいわ、栗山」「ガッツポーズしないんだぜ カッコ良すぎんだろ」「漢は黙って栗山巧」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』