「助け起こした」“30歳、82キロ”差の無差別級対決で衝撃結末 16歳の序二段力士に「気遣いのできる子」ファンほっこり 大相撲 2024/09/10 15:43 拡大する <大相撲九月場所>◇三日目◇10日◇東京・両国国技館 現役最小兵160センチの16歳序二段力士が、“30歳、82キロ”差の相手に衝撃的な足取りで勝利した。取組直後には倒れた相手に手を差し伸べ、抱え上げる仕草も見せ「気遣いのできる子」「優しい」とファンをほっこりさせた。【映像】無差別級対決で劇的決着 16歳力士の優しさにほっこり 劇的な勝利を遂げて館内を沸かせたのは序二段七十六枚目・琴元村(佐渡ヶ嶽)。平成20年(2008年)生まれ16歳の琴元村は、かつて小学4年生の時に「第9回白鵬杯2019」で体重が倍以上重い相手に逆転勝利を遂げ、“天才相撲少年”として注目を集めた逸材だ。中学卒業後に角界入りすると、令和六年(2024年)五月場所の前相撲で初土俵を踏み、身長160センチ・体重68キロの小柄な体格ながら3勝を挙げた。初めて番付に四股名が載った七月場所では、序ノ口で4勝3敗と見事に勝ち越しを決め、今場所は序二段に昇進して臨んでいる。 続きを読む 関連記事