【MLB】ドジャース 3-6 カブス(9月10日・日本時間11日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でカブス戦に先発出場。この日は、山本由伸の約3カ月ぶりの復帰先発でかつ、相手のカブスは先発に今永昇太、「3番・DH」に鈴木誠也という日本人選手の豪華共演試合。大谷は4打数ノーヒットで、記録更新が期待された「47本塁打・47盗塁」はおあずけに。山本は4回を投げて4安打1失点、8奪三振の好投をみせた。
大谷は前日、9日(日本時間10日)に今季47盗塁を決め、「47本塁打・47盗塁」まであと1本と、自己最多ホームランと前人未到の記録更新の期待がかかる一戦。この日も先頭打者の“定位置”でバッターボックスに立った。
初回、第1打席にカブスの先発・今永と対戦すると、初球92.7マイル(149.1キロ)のストレートをスイングしてショートフライに打ち取られた。続く第2打席は3回裏、無死一、二塁の場面で迎えた。2-1からの4球目、スイーパーを引っ掛けダブルプレーに。110マイル(約177キロ)の高速打球だったことも仇となった。
第3打席は5回裏、1死走者なしの場面で今永と3回目の対戦。カウント0-1からの2球目、第2打席で打ち取られたスイーパーを捉えると、打球は右中間スタンド方向へ。あと少しでホームランという飛距離374フィート(113.9メートル)の大飛球はフェンス手前でライトがキャッチしてフライアウトに倒れた。
第4打席は8回裏、1死走者なしの場面でカウント0-1からスイング。またもホームランが期待される大飛球となったものの、センターのファインプレーに阻まれ2打席連続のフライアウトとなった。
ドジャースはカブス今永昇太の好投に苦しみながらも、ホームラン攻勢でリード。2回裏にエドマン、4回裏にエドマンの2打席連続、5回裏にマンシーのソロが飛び出し、3-1としていた。しかし8回、鈴木のタイムリーなどで一挙5得点を挙げて逆転。試合はそのまま終了し、ドジャースは3-6で敗れた。なお、カブスは先発の今永が7回まで投げて7安打3失点と上々の投球をみせてゲームをつくり、登板4試合連続勝利で今季13勝目をマークした。
鈴木誠也も、2年連続20号こそおあずけとなったものの、5打数3安打1打点の猛打賞で勝利に大きく貢献した。
ナ・リーグ西地区の優勝争いは2位パドレスはマリナーズに7-3、3位のダイヤモンドバックスもレンジャーズに6-0とともに勝利し、ゲーム差はそれぞれ4.5ゲーム差、5ゲーム差に縮められた。ただし、残り18試合でこのゲーム差ということもあり、地区制覇をほぼ手中に収めている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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