【MLB】ドジャース 3ー6 カブス(9月10日・日本時間11日/ロサンゼルス)
カブスの今永昇太投手に13勝目を届ける奇跡の"ホームランキャッチ"となった。カブスの
アームストロング外野手が、9回裏の2死からセンターへの大飛球をジャンピングキャッチすると、ドジャースタジアムは歓声と悲鳴に包まれた。
カブスが6-3と3点リードで迎えた9回裏、2死三塁の場面。打席には第2打席でホームランを放っているマンシー内野手が入った。ドジャースとしてはまず1点を返したいところで、マンシーは右中間へと大きなあたり。飛距離383フィート(約116.7メートル)のホームラン級のあたりだったが、センターのアームストロングがタイミングよくジャンプすると、ボールはグラブにピッタリと収まるホームランキャッチとなった。
キャッチしたアームストロングは身体全体を使って喜びを表しながら雄叫びを上げ、嬉しそうな様子。ドジャースタジアムには歓声とも悲鳴とも取れる声が鳴り響いた。実はアームストロングは8回にも大谷翔平投手の大飛球に対して、快足を飛ばして後ろ向きになりながら逆シングルの形で好捕しており、ドジャースファンにとっては恨めしかったのだろう。
スーパーファインプレーにSNS上では、「PCAのホームランキャッチえぐい」「最後のホームランキャッチは凄かったな」「最後もPCA!!!!!!!」「これぞPCA!最後の最後にホームランキャッチ炸裂!」と大盛り上がりだった。
この大飛球は、MLB公式データサイト『Baseball savant』によると、MLB30球団の本拠地のうちエンゼル・スタジアム(エンゼルス)とグレート・アメリカン・ボール・パーク(レッズ)ではホームランとなっていたとのこと。ここドジャースタジアムではホームランではなかったようだが、それでもグラブに収まっていなかったらフェンスの最上段に当たってバウンド方向によってはスタンドインのあたりだった。
この試合でカブスの先発今永昇太投手は7回3失点の好投で13勝目をマークしたが、その影には試合後ヒーローインタビューに呼ばれたアームストロングの好守があった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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